７月２９日（土）
「2023もりやま夏祭り」は、守山市が1969年から、地域の企業や団体、住民とともに作り上げてきたお祭りです。今年は4年ぶりに開催され、守山高校生徒会は、「2023もりやま夏祭りごみゼロプロジェクト」に参加しました。
このプロジェクトは、祭りで出たゴミが地域の環境問題になる前に啓発と協力を働きかけようという取り組みです。当日は守山高校生徒会から１１人が参加しました。活動内容は、ゴミ箱前でのゴミ分別の啓発と、ゴミ分別に関するアンケート調査です。他校の生徒と協力し、どのように声をかければ、快くゴミを分別してもらえるか、アンケートに答えてもらえるかを考えながら、活動を行いました。
守山市はホタルの町で有名でしたが、環境の変化と共に、ホタルが減少してしまいました。生徒たちは学校のある「守山」という地域について、町の活性化と環境問題について学びながら、その改善のために取り組みました。とりわけ、ゴミの分別活動では、子どもたちには優しく寄り添い、大人には誠意をもって接しながら、ゴミの分別をお願いし、協力を得ることができました。
生徒たちの頑張りもあって、祭りの後も、近くを流れる川にゴミが浮かぶこともなく、きれいな街並みを維持することができました。また、祭りのステージ上では、ゴミの分別アンケートの結果をもとに、ゴミ捨ての方法・分別について考えることの大切さを呼びかけました。
暑い中でしたが、生徒たちは楽しく取り組んでいました。こういった取り組みが、美しく活気のある町づくりへとつながることを願っています。