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滋賀県戦没者遺族大会 次世代体験発表

2022.11.02. カテゴリー: 高等学校

一般財団法人 滋賀県遺族会 主催
滋賀県戦没者遺族大会 次世代体験発表

 

先の令和4年10月29日(土)に守山市民ホールにて,滋賀県戦没者遺族大会が開かれました。その大会において,本校高校2年生の片岡大和さんが戦争について作文を書き発表しました。

発表においては,コロナウイルス感染症の拡がりから中学の修学旅行での学習や体験ができなかったこともあり,自分自身,戦争について向き合う機会が少ないと感じていました。そこで,夏休み期間を使い自ら戦争について「知る」機会をつくり,戦争への理解を深めました。

戦争について調べる中で,核について,他国の視点,滋賀県の歴史など様々なことがらについて学習を深めました。

片岡さんは,本校が置かれている守山市の歴史についても学びました。そして,太平洋戦争中に守山が空襲を受けたことなど,戦争の現状をまとめました。

今回,この取り組みを通して学び考えたことは,「知る」ことだけでなく,知った内容について深く学び,過去と現在を結びつけ,これから自分たちが学んだことを生かし「考え・判断する力」が必要であることです。

遺族大会においても,実際の戦争を体験している方は少ない,これからは次世代に戦争をどのような形で伝え,向き合っていくかが課題である。とされていました。

本当に平和で安心・安全がいかに大切であるか,この安心・安全を実現していくのは今を生きる私たちの行動にかかっていると感じます。

教育活動においても,この作文発表はよい機会を与えていただきました。

これからもよりよい社会実現のためにさまざまなことに目を向け,向き合っていきます。