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図書館新着本の案内(選書・蛍雪時代)

2025.03.04. カテゴリー: 中高共通

今年度学校評価アンケートにおいて「選書を充実させて欲しい」との要望が複数ありましたので、以下の書籍を入庫しました。教科の課題研究や入試小論文等に活用してください。

また、「校長と話す会」で「進路選択や文理選択について考える資料が欲しい」との要望が中学生からありましたので、「蛍雪時代」を各中学HR教室に設置します。進路について考える参考にしてください。

 

【中公選書・筑摩選書】

 

 

 

 

 

 

 

【蛍雪時代】

 

 

 

 

 

 

【選書一覧】

書名 著者名 出版社 内容
現代アジアの民主と独裁 岩崎 育夫 中央公論新社 アジア諸国の近代は中国とタイ、日本を除き、欧米及び日本による植民地化、第二次世界大戦後の独立という共通の政治過程を持つ。アジア15カ国を比較し、国家形成と指導者に着目し、その共通性と固有性を探る。
「戦後」を読み直す 有馬 学 中央公論新社 戦後80年、列島史レベルの社会変動をどう理解するか。敗戦の年に生まれた歴史家が、人生のその時々に影響を受けた書物を読み返し、血肉化された自身の価値観がどのように解体していったかを語る。
チャップリンが見たファシズム 大野 裕之 中央公論新社 「街の灯」公開後、世界一周旅行に出かけたチャップリン。枢軸国で目にしたファシズムの萌芽、日本で遭遇した五・一五事件と自身の暗殺計画…。旅行記などの一次資料をもとに、その足跡を追う。
「モディ化」するインド 湊 一樹 中央公論新社 国際舞台で存在感を増す「大国インド」。だが、足元では権威主義化が急速に進む。政治・経済・社会に至るまで「モディ化」が進行するインドの実像と問題を冷徹な視点から描き出す。
ロシアとは何ものか 池田 嘉郎 中央公論新社 ロシア革命期の自由主義政党カデットや社会主義者最左派のボリシェビキの活動の実態から、プーチン政権の権力のあり方までを考察。世界史の今後にとって大きな意味をもつ「ロシアとは何ものか」を見極める。
インカ帝国 渡部 森哉 中央公論新社 15世紀にアンデス山脈の山間部から台頭したインカ帝国。当時の人々の活動の実態を明らかにし、インカ帝国の全体像を生き生きと再現する。文字を持たなかった文明の独自性と普遍性を人類史に位置づける試み。
日米ガイドライン 北井 邦亮 中央公論新社 憲法第九条を持つ国家として、日本はどこまで軍事的な役割を担うことができるのか。日米ガイドラインの進化の軌跡を、日本の自主性の発露という視角から捉え、日米安保体制の現在地と日本の防衛政策の本質を提示する。
日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題 片岡 真伊 中央公論新社 日本文学はなぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、刊行された作品はどう受け止められたのか。1950〜70年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を明らかにする。
統帥権の独立 手嶋 泰伸 中央公論新社 帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権の「独立」は大日本帝国崩壊の最大要因とされてきた。元老らはなぜ「独立」を支持したのか、明治期からアジア・太平洋戦争の敗北まで通史のなかで描く。
マッカーサー リチャード・B.フランク 中央公論新社 敗戦後の日本に、連合国軍最高司令官として降り立ったマッカーサーはどんな人物なのか。「天才的な軍人」でもなく、「中身のない大法螺吹き」でもない、生身の人間としての像を浮かび上がらせる。
明治六大巡幸 奥 武則 中央公論新社 生涯にわたり全国各地を行幸した明治天皇。「可視化された天皇」の出現と、新聞が次々に創刊された同時代性に着目し、当時のニューメディアが近代日本の「国民国家」の形成に果たした役割を明らかにする。
ゴッホ麦畑の秘密 吉屋 敬 筑摩書房 狂気の画家とも言われるゴッホ。だが発作が起きていない時は知的かつ冷静であった。ゴッホの知られざる人間像と画業の真実に、美術史家・画家である著者ならではの視点で新しい光を当てた評伝。
ほんとうのフロイト 山竹 伸二 筑摩書房 人間の欲望と不安に関するフロイトの深い洞察にこそ、普遍的な人間性の本質が見られる。フロイトの理論が示す現象の意味を吟味し、仮説の裏側にある本質を考察することで諸理論を捉え直し、現代的な意義を明らかにする。
比較文明学の50人 小倉 紀蔵 筑摩書房 本居宣長、岡倉天心から梅棹忠夫、石牟礼道子、緒方貞子に至る鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の50人を選出。日本の比較文明学とはなにかを問いつつ、彼らが繰り広げる豊かな知の世界を縦横無尽に論じる。
都市社会学講義 吉原 直樹 筑摩書房 20世紀初頭の「衝撃都市」シカゴに花開いた都市社会学から、空間論や移動論的転回まで、そこで何が問われ、何が見落とされてきたか。都市/都市社会学の軌跡をたどり、その現状と可能性を問う。
基軸通貨 土田 陽介 筑摩書房 なぜドルは基軸通貨になったのか。基軸通貨とは何か。基軸通貨の定義や成立経緯と、米ドルを中心に構築された現代の世界経済体制を解説し、米ドルの覇権に挑戦してきた国際通貨の歴史を検証する。円の未来も展望する。
天皇たちの寺社戦略 武澤 秀一 筑摩書房 古代の天皇たちが建立した社寺建築は天皇の血筋を可視化し、即位の正統性を強くアピールしていた。法隆寺、薬師寺、伊勢神宮をとりあげ、伽藍や社殿の配置タイプの変遷に秘められた天皇たちの戦略を探る。
日本半導体物語 牧本 次生 筑摩書房 半導体産業の栄枯盛衰のドラマの裏側には技術者たちの奮戦があった。日本の「ミスター半導体」と呼ばれ、生涯を半導体とともに歩いてきたレジェンド技術者が、業界の内側から見た半導体開発70年史を語る。
坂本龍馬の映画史 谷川 建司 筑摩書房 映像作品での坂本龍馬像は大きく変わってきた。阪東妻三郎、榎本健一から佐藤流司、赤楚衛二まで、龍馬を描いた映画・TVドラマ全映像作品を徹底検証。龍馬イメージの変遷に歴史観と時代の価値観の反映を見る。
アメリカ大統領と大統領図書館 豊田 恭子 筑摩書房 アメリカ大統領の任期中の記録を収蔵する大統領図書館。第31代ハーバート・フーバーから、第43代ジョージ・W・ブッシュまで、全米各地に現存する全13館を訪ね、それぞれの大統領の知られざる横顔とともに紹介する。